ものもらいと子ども
ものもらいというものは、小さな子どもから高齢者まで、全ての年代に発症する病気です。
幼い子供の場合、ものもらいを発症すると目に違和感があるため、目をこすりがちになってしまいます。
そうなると症状が悪くなったり、治るまでに時間がかかってしまうこともあるので、目をこすることがないように注意深く観察しましょう。
大人の場合は、ものもらいが引き起こされたらこすったりしてはいけないということを理解していますが、まだ幼い子供には把握するのが難しかったりします。
さらに、外で遊ぶのが好きな子供だと、いろいろなものに触れて汚くなった手で目を触ってしまうこともあるでしょう。
手にはかなりの数の菌が付着しているので、家に入ったら手洗いを行うようにしつけるようにすると効き目があります。
栄養バランスが好ましい状態でなかったり、睡眠不足の日が続いたりすると、ものもらいを患いやすくなります。
このことから、子供の睡眠時間を確保できるように、環境を良くしてあげることも必要です。
目が変な感じがしていたり、見にくい状態になってしまうことは、遊びにも集中できなくなり、子供にはそれが強いストレスに結びついてしまうことがあります。
極力早めに治療を終わらせることができるように、眼科で目薬を処方してもらったりして、早い段階での治療を行いましょう。
薬局などで売られている目薬には、小さい子供の使用に向いている目薬もあります。
ただし、生後間もない赤ちゃんに目薬を使うときには、大人が使うような目薬を自分の勝手な思い込みで用いるのではなく、眼科に行くべきでしょう。
