ものもらいの治療方法
あいにく、いつもから目の状態を良く保てるように配慮している人のほうが少ないようです。
どんなに目の具合を気にかけながら日々を過ごしていても、ものもらいを事前に防ぐのは困難です。
症状が見られたときには、早いタイミングで治療に取り掛かることで、症状の進行を抑えることが可能です。
眼科医がよく行う治療というのは点眼薬を使う方法ですが、その他にも複数の治療方法があります。
例えば、抗菌軟膏を使って化膿を抑えたり、激しいかゆみがあるときなどは、ものもらいのための飲み薬が出されることもあります。
女性に関しては、ものもらいの状態が治まるまではアイメイクを避けたほうがいいかもしれません。
アイメイクを施すと目に負担を与えるだけではなく、洗顔を行うときにも目が刺激を受ける事態を招いてしまいます。
目以外に行う化粧に比べてアイメイクは落としにくいものなので、化粧を落とすときにものもらいの症状を悪化させる原因となる場合もあります。
症状が良くなるまでに長時間必要とするのかどうかは人それぞれですが、しっかりとした治療を受けていれば、およそ一週間で元通りになります。
ところが、化膿の症状が重くなったり、気になって触ったりして状態を悪化させてしまうと、治療に一ヶ月程度の期間を費やさなければならないこともあります。
霰粒腫のほうのものもらいを発症したときは、一人で市販の薬などを用いて治すのではなく、医師の判断を仰ぐべきでしょう。
それから、大きいしこりになるまで発展したときなどは、手術を受けなければならないこともあります。
