ものもらいの治療期間
人それぞれ、ものもらいになってから2、3日で回復したという人もいれば、腫れが何週間も鎮まらなかったという人もいます。
ものもらいを治すのにどれほどかかるのかというのは人によりけりですが、治りが遅いという場合には、改善されない原因がある可能性があります。
まず先に、ものもらいを刺激する行為がないか振り返ってみましょう。
主要なものとしては、コンタクトレンズを装着していたり、ばっちり目の化粧をしていたり、つい目を触ってしまったりする行為などです。
ものもらいが出て目に嫌な感じがしていると、そちらに集中してしまうため、発症して2〜3日しか過ぎていないときでも、1週間も症状が続いていると思い込んでしまう人もいるようです。
症状が悪化した場合、膿を摘出できれば回復するケースが大半ですが、故意に膿を除去しようとすると、症状が重くなるだけで回復しないことがあります。
少しでも早い段階で症状を緩和させたい場合は、眼科に頼るのが一番確実な方法だと言えるでしょう。
勝手にものもらいだと思い込んでいても、この他の病気に陥っていたということもあるかもしれません。
勝手な思い込みは危ないので、症状が思うように治らないというときには、薬局薬店で購入できる目薬を使用し続けるのではなく、医師にチェックしてもらいましょう。
時々、ものもらいの症状が一年以上ひかない人がいますが、そのようなときも早く病院に足を運べば症状が長期間に及ばなかったのかもしれません。
特に何もしない人も少なくないですが、少なくとも抗菌目薬ぐらいは使うようにするといいでしょう。